「デジタル化」さえ進んでいない企業でDXはうまくいかない

この記事は約2分で読めます。
「デジタル化」さえ進んでいない企業でDXを進めようとしてもうまくいかない

DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは

「デジタル技術による(生活やビジネスの)変革」⇒デジタル技術とデジタル・ビジネスモデルを用いて組織を変化させ、業績を改善すること

デジタイゼーションやデジタライゼーションとの違い

デジタイゼーション

ただのデジタル化

  •  ワークフローシステムで各種文書や申請手続きを電子化
  •  RPAツールで人間が行っていた業務を自動化
  •  CRMシステムで顧客情報をデータで管理

デジタライゼーション

「デジタル技術を活用してビジネスプロセス自体を変革し、新たなビジネスモデルを生み出すこと」

プロセスの変化

  • 自動車の販売から、カーシェアリングサービスへと転換
  • ビデオやDVDのレンタルから、オンデマンド型の動画配信サービスへと転換
  • デジタル稟議で決裁を効率化しスピード経営を実現

デジタイゼーション・デジタライゼーションがDXにつながる

  • デジタイゼーション…既存のビジネスモデルにデジタル技術を取り入れ業務を効率化
  • デジタライゼーション…デジタル技術を活用して新たなビジネスモデルを創出
  • DX…その結果として、競争上の優位性を確立し、社会全体に影響を与える

DX(デジタル・トランスフォーメーション)における大きな障壁

大手外資系コンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーが2020年9月に発表したレポート「デジタル革命の本質:日本のリーダーへのメッセージ」によると、デジタル変革における大きな障壁は「技術の不足」ではなく、圧倒的に「人と組織(文化、人材、組織面)」だという。

出典:欧米の経営者はとっくに気づいていた、DXのホントの課題(グローバル企業の経営者が考えるデジタル変革の障壁)

デジタル革命の本質:日本のリーダーへのメッセージ

デジタル革命の本質:日本のリーダーへのメッセージ(PDF)

コメント